
今日紹介するのはこの本!
これから学級担任として子どもたちを導く先生は、絶対に読むべき1冊です。
「漫画で知るデジタルの学び」 前田 康裕 著

こんにちは!タナ先生です。 今日、ご紹介するのは、前田康裕先生の『漫画で知るデジタルの学び』です。GIGAスクール構想で一人一台端末が配られた今、一番大切な「心構え」が詰まった一冊ですよ。

タナ先生!ICT活用って、どうしても「どんなサイトを使えばいいのかな」とか「タイピングを教える方法」とか、技術的なことばかり気になっちゃうんです。

わかるよ。でも前田先生が教えてくれるのは、もっと本質的なことなんだ。「ICTは目的ではなく、手段である」ということ。そして、教師が「教える」のを手放すための最高のツールなんだよ。

教師が手放すためのツール……?

そう。今日は、デジタル時代の「新しい学びの景色」を私の好きなキャンプもふまえながら伝えていくね。
1. 「問い」と「まとめ」を子どもに返す

これまでの授業って、先生が「今日の問い」を黒板に書いて、最後は先生が「今日のまとめ」を書いて終わるのが普通だったよね。でも、これじゃ子どもの主体性や創造性は育たないんだ。

えっ、先生がまとめなきゃ、子どもたちがバラバラのまま終わっちゃいませんか?

それでいいんだ!大事なのは「発見を通した問題解決」。 ICTを使えば、子どもたちは自分で情報を探し、分析し、自分なりの「まとめ」を作ることができる。教師が正解を提示するのではなく、子どもたちが「自分なりの納得」にたどり着くプロセスを、デジタルが支えてくれるんだ。
2. クリティカルシンキングの「本当の意味」

ネット社会を生きる子どもたちに必須なのが「クリティカルシンキング」だね。

あっ、「批判的思考」ですよね。何でも疑ってかかるような……。

前田先生は、それを「メタ認知による吟味的思考」と捉えようと提案しているよ。 感情的に否定するのではなく、「この情報は本当かな?」「別の見方はないかな?」と、一歩引いて自分の思考を吟味すること。 デジタルの膨大な情報に溺れないための、自分だけの「羅針盤」を持つということなんだ。
3. 「できる子」が活躍する授業からの卒業

これまでの授業は、どうしても「発表が得意な子」「計算が早い子」ばかりが目立ちがちだった。 でも、ICTは「一人ひとりが活躍できる授業」を実現してくれる。
- 文章を書くのは苦手だけど、動画編集で表現するのが得意な子。
- みんなの前で話すのは怖いけど、チャットなら鋭い意見を出せる子。

なるほど!デジタルの力を借りれば、多様な個性が「形」になって見えるんですね。
4. 学びを楽しくする「宿題」と「振り返り」の改革

宿題についても考えさせられるよ。一律に漢字を10回書くような宿題は、デジタル時代にはもう合わない。

じゃあ、どんな宿題がいいんでしょう?

「精緻化(せいちか)」を促す学びだよ。覚えるべき情報に、自分なりの関連情報を付け足して覚える。 「今日の学びを、家族が驚くようなクイズにして自作してみよう」とかね。 授業外の学びを「苦行」ではなく「探究」に変える。そのためにICTは最高の相棒になるんだ。

そして、最後は「振り返り(リフレクション)」。 自分が何を学んだか、友達とどうつながったか。それをタブレットに残し、蓄積していく。それが自分の成長を実感する「宝物」になるんだ。
5. 教師は「学び続ける学習者」であれ

僕が一番好きなのは、「教師は常に学び続ける学習者であれ」というメッセージだ。
先生が「私は全部知っている」という顔をする必要はない。 「このアプリ、どう使うんだろうね?」「先生もこれについて調べてるんだ」と一緒に面白がる。

先生も一緒に学ぶ……。それなら、私も肩の力を抜いてICTに向き合えそうです。

キャンプと同じだよ。最新のギア(道具)を買っても、使いこなすのが目的じゃない。 それを使って「どんな美味しい料理を作るか」「どんな最高の夜を過ごすか」が目的だよね。 ICTという最新ギアを使って、子どもたちと一緒に「未知の学び」という冒険に出かけよう!
悩みは尽きませんが、まずは私たちが人生を楽しみましょう!それが、きっと明日のだれかの助けになることを信じて…。
「いい先生」になるために、「いい人生」を!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今回紹介した【[漫画で知るデジタルの学び」 前田 康裕 著】は、こちらから購入可能です。キャンプの夜の読書に最高の一冊ですよ。
