【衝撃】あなたの「成功体験」が成長を止めている?コーチングの神様が暴く、教育者が捨てるべき「20の有害な癖」


タナ先生
タナ先生

今日紹介するのは、この本!

これから学級担任として子どもたちを導く先生は、絶対に読むべき1冊です。

コーチングの神様が教える 「できる人」の法則 マーシャル・ゴールドスミス 著

焚き火を囲んで

タナ先生
タナ先生

みなさん、こんにちは。タナ先生です。

このブログをいつも読んでくださる先生方、お父さん、お母さん、本当にありがとうございます。

ワカバ先生
ワカバ先生

私もこの半年間、タナ先生の紹介する本を読み漁って、少しずつ「できる教師」に近づけている気がします。最近では、授業でも子どもたちの反応が良くなって、自信がついてきたんです!

タナ先生
タナ先生

お、ワカバ先生、いい顔をしているね。自信を持つのは素晴らしいことだ。

……でもね、実はここからが「本当の正念場」なんだよ。

ワカバ先生
ワカバ先生

えっ? せっかく「できるようになった」のに、ここからが大変なんですか?

タナ先生
タナ先生

今日紹介する本は、マーシャル・ゴールドスミス著『コーチングの神様が教える 「できる人」の法則』

この本の核心は、実に残酷で、かつ希望に満ちている。

「ここ(今)まで君を連れてきた『強み』は、あそこ(さらなる高み)へ連れて行く『弱み』に変わる」というメッセージなんだ。

ワカバ先生
ワカバ先生

これまでの成功が、これからの邪魔になる……?

それって、どういうことですか?

タナ先生
タナ先生

今日は、この「できる人の罠」を、キャンプの「ベテランが陥るルートミスの罠」に例えて、徹底的に深掘りしていこう。


1. 理論の核心:なぜ「優秀な人」ほど変われないのか?

タナ先生
タナ先生

まず、ゴールドスミス博士が指摘する「成功者のバイアス」について話そう。

優秀な先生や親ほど、自分のやり方で成果を出してきた。すると、脳の中にこんな回路ができあがる。

  1. 「私は成功した」(自信)
  2. 「私は今のやり方をしたから、成功した」(因果関係の誤認)
  3. 「だから、私のやり方は常に正しい」(変化への拒絶)
ワカバ先生
ワカバ先生

あ……。それ、職員室のベテランの先生にたまに感じる空気かもしれません。「俺の若い頃はこのやり方で子どもを動かしたんだ!」っていう。

タナ先生
タナ先生

そう。でも実は、「そのやり方をした『おかげで』成功した」のではなく、「そのやり方に問題があった『にもかかわらず』成功した」だけかもしれないんだ。

これを博士は「成功の迷信」と呼んでいる。キャンプで言えば、10年前に買った頑丈なテントに固執して、今のゲリラ豪雨には対応できないのに「このテントは今まで一度も浸水したことがないから大丈夫だ!」と言い張っている状態だね。


2. 教職員・親が陥りやすい「20の有害な癖」

タナ先生
タナ先生

ゴールドスミス博士は、優秀な人が無意識にやってしまう「20の有害な癖」を挙げている。特に学校や家庭で「あるある」なものをピックアップしてみよう。

① 「付加価値を加えすぎる」の癖

ワカバ先生
ワカバ先生

これ、どういう意味ですか? 良いことのように聞こえますけど。

タナ先生
タナ先生

例えば、若手の先生が「こんな授業案を考えました!」と持ってきたとする。

それに対して、「いいじゃないか。でも、ここをこう変えると、もっと良くなるぞ」と言ってしまうことだ。

ワカバ先生
ワカバ先生

えっ、アドバイスですよね? ダメなんですか?

タナ先生
タナ先生

博士はこう言う。「内容は5%良くなるかもしれないが、相手のやる気は50%削がれる」

「アドバイスをした瞬間」に、そのアイデアは「若手のもの」から「あなたのもの」に変わってしまうんだ。子どもに対しても同じだね。「お母さんの言う通りにすればもっと良くなる」と言った瞬間、子どもの主体性は死ぬ。

② 「評価を下す」の癖

タナ先生
タナ先生

相手の意見に対して、反射的に「それは正しい」「それは間違っている」と評価を下してしまう癖だ。

「先生、あのね」と話しに来た子に、「それはあなたが悪かったね」と結論を急ぐ。これは相手を助けているようでいて、実は対話を遮断しているんだ。

③ 「勝ちすぎる」の癖

タナ先生
タナ先生

議論で勝つこと、自分が正しいと証明することに執着する。

保護者対応や生徒指導で、「論破」して勝ったとしても、信頼関係を失ったら教師としては「大敗」なんだよ。


「できる人」を阻む20の有害な癖 一覧

番号癖の名前学校・家庭での具体例
1勝ちすぎる子どもや同僚との議論で、正論でねじ伏せてしまう。
2付加価値を加えすぎる相手のアイデアに「もっとこうすれば」と一言添えてしまう。
3評価を下す相談に対して、共感する前に「良い・悪い」を判定する。
4人を傷つけるコメント嫌味や皮肉を言って、自分の頭の良さを誇示する。
5「いや」「しかし」で始める相手の意見を肯定せず、否定から入る。
6輝きたいという欲求常に自分が注目を浴びていないと気が済まない。
7怒っている時に話す感情に任せて指導(怒鳴る)をしてしまう。
8否定、またはネガティブな思考「どうせ無理だ」という空気を撒き散らす。
9情報を教えない自分の優位性を保つために、ノウハウを独り占めする。
10適切に認めない相手の貢献を無視し、手柄を自分にする。
11他人の手柄を横取りする部下や子どもの成果を「自分の指導のおかげ」と言う。
12言い訳をする自分のミスを環境や他人のせいにする。
13過去に固執する「昔は良かった」「前はこうだった」ばかり言う。
14えこひいきをするお気に入りの生徒や子どもだけを優遇する。
15謝罪を拒む自分が間違っていても、子どもに謝らない。
16話を聴かない相手が話している最中に、次に言うことを考えている。
17感謝の気持ちを表さない「やって当然」と思い、感謝の言葉を忘れる。
18メッセンジャーを攻撃する耳の痛い進言をしてくれた同僚を疎ましく思う。
19責任転嫁をする自分の責任を棚に上げて、誰かを犯人にする。
20「自分勝手」すぎる自分のエゴを満足させることを優先する。

3. キャンプ例:ベテランキャンパーの「地図」は更新されているか?

タナ先生
タナ先生

ここでキャンプの例えにいこう。

ワカバ先生、キャンプ初心者の頃って、すごく慎重に地図を見たり、周りのアドバイスを聞いたりしていたよね?

ワカバ先生
ワカバ先生

はい! 失敗が怖かったので、何でも「教えてください!」という姿勢でした。

タナ先生
タナ先生

ところが、数年経って「ベテラン」と呼ばれるようになると、どうなるか。

「地図を見なくなる」んだ。「この道は前も通ったから大丈夫」「この天候ならこの装備で十分だ」と。

① 過去の成功が「盲点」を作る

タナ先生
タナ先生

かつてその「古い地図」で無事にキャンプ場に辿り着いたという成功体験が、今の地形(時代や子どもの気質の変化)を見えなくさせる。

「去年はこの指導でクラスがまとまったから、今年もこれでいける」……これが一番危険な遭難フラグなんだよ。

② 新しい装備(手法)を馬鹿にする

タナ先生
タナ先生

「最近の若い奴は、そんな便利な道具(ICTや新しい理論)に頼って……。キャンプの本質は不便を楽しむことだ!」と、自分をアップデートしない理由を正当化する。

これは、自分のプライドを守るために、子どもたちの安全や成長を犠牲にしているのと同じなんだ。


4. 解決策:コーチングの神様が授ける「魔法の4ステップ」

ワカバ先生
ワカバ先生

タナ先生、怖くなってきました……。私も気づかないうちに、そんな「有害な癖」にまみれているかもしれません。どうすれば、この癖から脱却できるんでしょうか?

タナ先生
タナ先生

ゴールドスミス博士が勧めるステップは、驚くほどシンプルだ。でも、やるのは驚くほど難しい。

ステップ1:フィードバックを受ける(耳を塞がない)

自分の癖は、自分では見えない。だから、周りに聞くしかないんだ。

「私が直すべき癖は何かな?」と同僚や、時には子どもたちに勇気を持って聞いてみる。

ステップ2:謝罪する(「ごめんなさい」の魔力)

自分の癖を指摘されたら、言い訳をせずにただ謝る。

「今まで、みんなの意見に『しかし』とばかり言って、やる気を削いでしまっていたね。ごめんなさい。これからは気をつけるよ」。

この謝罪こそが、組織や関係をリセットする最強のツールだと博士は断言している。

ステップ3:「ありがとう」だけを言う

誰かにアドバイスをもらったり、指摘を受けたりしたとき、反射的に言い訳をしたくなる。そこをぐっと堪えて、「教えてくれて、ありがとう」。これ以外の言葉を封印する。

ステップ4:フィードフォワードの実践

これがゴールドスミス博士の代名詞だ。「フィードバック」は過去を振り返るけど、「フィードフォワード」は未来を語る。

やり方は簡単だ。

  1. 「これから〇〇を改善したいと思っている(例:話を最後まで聴くようにしたい)」と宣言する。
  2. 「そのために、具体的なアイデアを2つ教えてほしい」と依頼する。
  3. 「ありがとう」と言ってメモする。
  4. 批判は一切しない。
ワカバ先生
ワカバ先生

「未来のためにどうすればいいか」だけを話すんですね。それなら、過去を責められる恐怖がないから、聞きやすいし言いやすいです!


5. 実践!明日から「素晴らしい聞き手」になるためのガイド

ワカバ先生
ワカバ先生

タナ先生。20の癖の中でも、私が一番ドキッとしたのは「話を聴かない」でした。つい「次に何を言おうか」と考えてしまって……。

タナ先生
タナ先生

それは、自分を「賢く見せたい」というエゴが働いている証拠だね。キャンプで言えば、相手が焚き火の火をじっと見つめているのに、自分だけ「次はどの薪をくべようか」とガサガサ動いているようなものだ。

ゴールドスミス博士が勧める「究極の聞き方」を3つにまとめたよ。


  • 「聴く」ことに100%集中する: 相手が話し終えるまで、頭の中の「回答準備ボタン」を押さない。
  • 「話す前に一呼吸置く」: 相手が話し終わっても、すぐに口を開かない。数秒の沈黙は、相手への敬意になる。
  • 「それは面白いね、もっと詳しく教えて」: 自分の意見を言う代わりに、相手の深掘りをする。

これだけで、あなたは「世界最高のコーチ」の第一歩を踏み出せるんだ。


6. タナ先生の「キャンプメモ」:本当の「できる人」とは

タナ先生
タナ先生

マーシャル・ゴールドスミスの『「できる人」の法則』を読み終えて、僕が一番大切だと思ったのは、「謙虚さの質が変わる」ということです。

若い頃の謙虚さは「何も知らないから、学ぶ」というものでした。

でも、経験を積んだ後の謙虚さは「自分は知っているという思い込みが、誰かを傷つけているかもしれないと自覚する」という、より深いものです。

キャンプの達人は、自分の腕を過信しません。

常に風の向きを読み、仲間の表情を確認し、必要であれば「ごめん、僕の判断ミスだった。場所を移動しよう」と潔く言える人です。

ワカバ先生。

あなたが「できる教師」になったその時、どうか思い出してほしい。

あなたの成功を支えてくれたその「自信」が、いつか誰かの声を遮る「壁」になっていないかを。

僕自身も、この「20の癖」を自分に問い続けながら、また新しい焚き火を熾していこうと思います。

ワカバ先生
ワカバ先生

タナ先生……。私、自信がついてきた今だからこそ、この本に出会えて良かったです。

「自分は正しい」という呪縛を捨てて、明日、子どもたちに「先生のこういうところ、直したほうがいいと思うところある?」って、まずは一人に聞いてみます。

タナ先生
タナ先生

その勇気こそが、君を「次なるステージ」へ連れて行ってくれる本当の翼だよ。

悩みは尽きませんが、まずは私たちが人生を楽しみましょう!それが、きっと明日のだれかの助けになることを信じて。

「いい先生」になるために、「いい人生」を!

30回にわたるご愛読、本当にありがとうございました!


今回紹介した【コーチングの神様が教える 「できる人」の法則 マーシャル・ゴールドスミス 著】は、こちらから購入可能です。

「最近、部下や子どもと壁を感じる」「さらなる飛躍を目指したい」というリーダーにとって、痛いけれど一生モノの薬になる一冊です。

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