【語彙力】「本を読む子」は何が違うのか?学力と心を支える「学習言語」の魔法

今日紹介するのは、この本!

学校の中核をこれから担うミドルリーダーの先生は、絶対に読むべき1冊です。

「読書をする子は〇〇がすごい」 榎本 博明 著

タナ先生
タナ先生

みなさん、こんにちは!タナ先生です。 今日、お届けするのは、読書の真実を教えてくれる一冊、榎本博明先生の『読書をする子は〇〇がすごい』です。

ミドル先生
ミドル先生

タナ先生、今日は「読書」ですね! でも最近の子って、「タイパ(タイムパフォーマンス)」を気にして、本を読むより動画で要約を見ちゃう子が多いじゃないですか。やっぱり読書って、そんなに大事なんですか?

タナ先生
タナ先生

実は、そこが大きな落とし穴なんだ。「知識」を得るだけなら動画でもいいかもしれない。でも、「思考の深さ」を作るのは、やっぱり読書にしかできないことなんだよ。

ミドル先生
ミドル先生

思考の深さ」ですか……。

タナ先生
タナ先生

そう。今日は読書が子どもの脳と心に何をもたらすのか。そして、どうすれば「読書好き」が育つのかを徹底解説していくよ!


1. 「生活言語」と「学習言語」の決定的な違い

タナ先生
タナ先生

まず、榎本先生が指摘する一番重要なポイントは「言語の二層構造」だ。


  • 生活言語:普段の会話で使う言葉。「やばい」「それ取って」など。
  • 学習言語:抽象的な概念や論理的な思考に使う言葉。語彙数や表現力。
ミドル先生
ミドル先生

「うちの子、よく喋るから国語も大丈夫!」っていう親御さんも多いですよね。

タナ先生
タナ先生

そこが間違いなんだ。生活言語は放っておいても小学6年生くらいで完成する。でも、そのままだと難しい文章が読めない。 読書によって「学習言語」を豊かにしていかないと、中学生以降の高度な学びについていけなくなるんだよ。学習言語は、大人になっても高め続けられる一生の武器なんだ。


2. 「実学主義」の罠:コスパを求めすぎていないか?

タナ先生
タナ先生

最近は「役に立つ本」「成績が上がる本」ばかりを読ませようとする「実学主義」の風潮があるよね。

ミドル先生
ミドル先生

ビジネス書や参考書ですね。効率を考えたら、最短ルートに見えますけど……。

タナ先生
タナ先生

でも、実学主義だけでは、感受性や創造性は深まらないんだ。 物語を通じて「自分とは違う誰かの人生」を追体験したり、自分とは異なる価値観に触れたりする。その「無駄に見える遠回り」こそが、自分の世界を広げ、深みのある人間性を作ってくれるんだよ。


3. 読書習慣は「小学校」が勝負!

タナ先生
タナ先生

榎本先生は衝撃的なことを言っている。「読書習慣は小学校の間に身につかないと、その後は難しい」と。

ミドル先生
ミドル先生

ええっ! 中学校に入ってからじゃ遅いんですか?

タナ先生
タナ先生

部活や勉強が忙しくなるからね。小学校のうちに「本を読むのが当たり前」という感覚を細胞に刻み込んでおく必要があるんだ。 でも、ここでやりがちな「NG行動」がある。

【読書を嫌いにさせるNG行動】

× 「読みなさい!」と命令する

→ 読書が「しんどい義務」に変わってしまう。

× 「読んだらご褒美をあげる」と釣る

→ 「内発的な動機(知りたい!)」を奪ってしまう。


4. 最高の秘策は「モデリング」

ミドル先生
ミドル先生

じゃあ、どうすればいいんですか? 先生として、親として。

タナ先生
タナ先生

答えはシンプル。「モデリング」、つまり大人が手本を見せることだよ。


  • ◎ 親が楽しそうに読んでいる姿を見せる。
  • ◎ 親子で「この本、面白かったね」と語り合う。

家庭の中に「読書は楽しいものだ」という空気が流れていることが、どんな英才教育よりも効果があるんだ。

5. タナ先生の考察:キャンプと読書の共通点

タナ先生
タナ先生

これ、キャンプに例えると分かりやすいんだ。


最短で目的地に着く「新幹線」が動画要約だとしたら、読書は「自分の足で歩くトレッキング」。 新幹線は速いけれど、途中の道に咲いている花や、風の匂い、地面の固さを感じることはできない。 自分のペースで一文字ずつ追いかけ、頭の中で景色を組み立てる。その「汗をかく思考」が、自分だけの強い知性を作るんだよね。


学校も家庭も、「効率的な情報提供」に走る前に、じっくりと「言葉の森」を歩く楽しさを伝えていきたいよね。

ミドル先生
ミドル先生

タナ先生……! 僕、今日から子どもたちに「本を読みなさい」って言うのをやめます。代わりに、僕が一番楽しそうに本を読んでいる姿を見せます!

タナ先生
タナ先生

最高だね! さあ、先生、パパ・ママたち。みんなで、子どもたちの、そして自分たちの未来を明るく照らしていきましょう!

 悩みは尽きませんが、まずは私たちが人生を楽しみましょう!それが、きっと明日のだれかの助けになることを信じて…。 

「いい先生」になるために、「いい人生」を!

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

今回紹介した【「読書をする子は〇〇がすごい」 榎本 博明 著】は、こちらから購入可能です。キャンプの夜の読書に最高の一冊ですよ。

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